「このセリフを読んでみたい!」名言から選ぶ伊坂幸太郎のおすすめ小説10冊

本記事では、多くのベストセラーを執筆している伊坂幸太郎さんのおすすめ小説を10冊紹介します。

私のおすすめは「ラッシュライフ」「死神の精度」「オーデュボンの祈り」「重力ピエロ」「陽気なギャングが地球を回す」「魔王」「チルドレン」「アヒルと鴨のコインロッカー」「グラスホッパー」「ゴールデンスランバー」の10冊です!

はじめに

伊坂幸太郎さんは東北大学卒業後、社会人として働きながら様々な作品を執筆して「オーデュボンの祈り」で新潮ミステリー倶楽部賞を受賞した作家です。

多くの作品が映画や漫画作品となっているため、知っているタイトルがある方も多いと思います。どの作品もユニークなキャラクターとシリアスな展開で一度読みだしたら止まらないため、面白さも読みごたえも抜群です!

今回は、各小説の内容と私が読んで印象に残っている名言を紹介したいと思います!

ラッシュライフ

何人もの登場人物の人生が同時進行で進んでいき、バラバラのお話が少しずつ繋がっていく作品です。

「エッシャーの騙し絵」のような不思議で複雑に組み合わさっていき、様々な伏線が回収されているため読みごたえがあります!

人生はきっと誰かにバトンを渡すためにあるんだ。今日の私の一日が、別の人の次の一日に繋がる。

出展(ラッシュライフ)

死神の精度

死をテーマにした作品ですが、死神のキャラクターが面白くて全然重くないです。短編小説なので飽きることなく読むことが出来ると思います。

出来最後の一話で全てが繋がるため、何度でも読むことがきると思います!

たとえばさ、太陽が空にあるのは当たり前のことで、特別なものではないよね。でも、太陽は大事でしょ。死ぬことも同じじゃないかって思うんだよね。特別じゃないけど、まわりの人にとっては、悲しいし、大事なことなんだ。

出展(死神の精度)

オーデュボンの祈り

伊坂幸太郎さんのデビュー作です。気がつくと不思議な登場人物の住む島にいた主人公がなぞ解きをするミステリー小説です。

読了後に爽やかで幸せな気分になれる一冊なのでおすすめです!

人生ってのはエスカレーターでさ。自分はとまっていても、いつのまにか進んでるんだ。乗った時から進んでいる。到着するところは決まっていてさ、勝手にそいつに向かっているんだ。だけど、みんな気がつかねえんだ。自分のいる場所だけはエスカレーターじゃないって思ってんだよ。

出展(オーデュボンの祈り)

重力ピエロ

親子の絆を感じることが出来る純文学のような作品です。運命と自分の存在に葛藤する青年の姿を爽やかに書いています。

終盤に父親が「お前は俺に似て嘘が下手だ」と話すシーンはいつ読んでも泣けます!

気軽に、「さようなら」が言えるのは、別れのつらさを知らない者の特権だ、と私は思う。

出展(重力ピエロ)

陽気なギャングが地球を回す

個性的でユーモアあふれる銀行強盗4人組のお話です。明るく個性的なキャラクターばかりで伊坂さんの作品のなかでも一番軽く読める作品だと思います。

面白くてさらりと読むことができるので、読書が苦手な方でも楽しむことができる一冊です!

正しいことが人をいつも幸せにするとも限らない。

出展(陽気なギャングが地球を回す)

魔王

「自分が念じれば相手が同じことを口にする」特殊能力を持った会社員が主人公です。「正義とは何か」を考えさせられる内容となっています。

他の作品ともリンクしているところがあるので、伊坂さんの作品が好きな方におすすめの一冊です!

周りの雰囲気とか、世間体を気にして、やりたいことができないような自分はちょっといやだ。何のための人生なんだ、って思うよ。

出展(魔王)

チルドレン

「陣内」という面白い主人公と振り回される周りの人たちを書いた心温まる短編集です。 一つ一つの作品の絡み合っていて、しっかり伏線が回収されるところがすごいです。

少し奇抜で破天荒な主人公のお話を読みたい方におすすめの一冊です!

トルーマン・カポーティの小説にさ、こんなことが書いてある。

『あらゆるものごとのなかで一番悲しいのは、個人のことなどおかまいなしに世界が動いていることだ。もし誰かが恋人と別れたら、世界は彼のために動くのをやめるべきだ』

出展(チルドレン)

アヒルと鴨のコインロッカー

大学に進学して一人暮らしを始めた主人公が本屋を襲撃して広辞苑を奪うことに加担することから物語は始まります。 一つ一つのエピソードがパズルのように組み合わさるところがすごいです。

映画を見た方や読書が好きな若い方におすすめの一冊です!

生きるのを楽しむコツは二つだけ。クラクションを鳴らさないことと、細かいことを気にしないこと。

出展(アヒルと鴨のコインロッカー)

グラスホッパー

「押し屋」という職業の男が出てくる少しブラックなお話です。 引き込まれるように最初から最後までノンストップで読むことができます!

ハードボイルドな内容やミステリーが好きな方におすすめの一冊です!

「やるしかないじゃない」それだ。扉があったら、開けるしかないでしょ。開けたら、入ってみないと。人がいたら、話しかけてみるし、皿が出てきたら、食べてみる。機会があったら、やるしかないでしょ。

出展(グラスホッパー)

ゴールデンスランバー

山本周五郎賞と本屋大賞を受賞したスリル満点の作品です。間違いなく伊坂幸太郎さんの最高傑作だと思います。しっかりと伏線が回収されている上に軽快に物語が進みます。

緻密で重厚なストーリーを楽しみたい方におすすめ一冊です!

逃げろよ。無様な姿を晒してもいいから、とにかく逃げて、生きろ。人間、生きててなんぼだ。

出展(ゴールデンスランバー)

おわりに

どの作品も個性豊かなキャラクターが出てきますが、魅力的な人ばかりなのが伊坂幸太郎さんのすごさだと思います。

一つ一つの作品で主題を意識した名言が多いので、どれを選ぶべきかすごく迷いました。きっと読んでいけば、自分の心に響く言葉が見つかると思います。

本記事が伊坂幸太郎さんの作品を読むきっかけになれば幸いです。それでは!

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