寺山修司のおすすめ短歌・詩集5冊紹介します!

本記事は、日本の歌人・劇作家である「寺山修司」の短歌や詩集のおすすめ5冊を紹介しています。

はじめに

日本の歌人・劇作家である「寺山修司」は、絶妙な言葉のセンスから「言葉の錬金術師」「昭和の啄木」の異名で親しまれていました。

また、俳人、詩人、演出家、映画監督、小説家、作詞家、脚本家、随筆家、評論家、俳優、写真家など多くのジャンルで才能を発揮しています。

本記事では、寺山修司の言葉の世界に触れることができる5冊をご紹介します。

ポケットに名言を

懐かしい映画のセリフや歌謡曲だけはでない、心地よいテンポの名言集となっています。
様々な作品から切り取られた言葉は、読む人の感性や経験で意味がことなってくるでしょう。
それでも多くの人に響く言葉を集めているところが本書のすごいところ。寺山修司のルーツがこの一冊に詰まっています。

花に嵐のたとえもあるさ
さよならだけが人生だ

真実は最後の勝利者だと人は言う。
だがそれは真実ではないのだよ。

ほんとうは、名台詞(せりふ)などというものは生み出すものではなくて、探し出すものなのである。

出典『ポケットに名言を』

書を捨てよ、町へ出よう

「退屈な人生を抜け出して、どこか遠い町に行きたいと思わないか?」

家でじっと本を読んでいるだけでなく、いろんな場所にいき、いろんな人と出会おう。

寺山修司は私たちに挑発的に大事なことを伝えてくれます。強烈に惹きつけられる魅力的な一冊です。

「町は開かれた書物である。書くべき余白が無限にある」

「みんなが行ってしまったら わたしは一人で 手紙を書こう
みんなが行ってしまったら この世で最後の 煙草を喫おう

みんなが行ってしまったら 酔ったふりして ちょっぴり泣こう
みんなが行ってしまったら せめて朝から 晴れ着を着よう」

出典『書を捨てよ、町へ出よう』

家出のすすめ

「家出」というと悪いイメージかもしれませんが、本書の場合は「自立」とした意味合いです。

自由になること、悪いことなどから、自分が何者で何を望んでいるのかを見つめなおすきっかけになる一冊です。

「おまえを育て、かわいがってきたのはこのわたしであっておまえの恋人ではない」という母親だったら、なおさら捨てなくてはいけません。

親にとって、子が一人立ちできるようになった日からはもう子は自分のものではないのだ……ということを知る必要があるのです。

出典『家出のすすめ』

寺山修司少女詩集

思春期の少女特有の純粋で少し悲しさを感じる独特な世界観の詩集です。

夏にぴったりの海から始まるストーリーで、自然の美しさや人の心の動きを上手く捉えられています。

言葉の持つ力や美しさを感じながら、綺麗な詩に浸かることの出来る一冊です。

「もしも海の水がぜんぶインクならぼくは何人にさよならの手紙を書くことができるだろう」

「一ばん自分がきれいになれるのは生まれてはじめて詩を書いたときだといいんだけどな」

「お月さまは一冊の本に似ています。一晩中読んでいても飽きないからです。」

「だがなぜだろう二人で同じ夢を見ることはできない」

出典『寺山修司少女詩集』

両手いっぱいの言葉

寺山修司が厳選した心に響くフレーズを集めた名言集です。様々な著書からジャンル分けして集めているため、読みやすくなっています。

また、出典先も書かれているので、好きな言葉から次はどの小説を読もうか決めることの出来ます。

ゆっくりと何度も読みなしたくなる一冊です。

「美しすぎる童話を愛読したものは、大人になってから、その童話に復讐される。」

「希望は美しい、絶望も美しい。だが、両者をわけるものは、もっと美しい」

出典『両手いっぱいの言葉』

おわりに

寺山修司さんの名言は、たった一行の文なのに魅せられる上にどの言葉も綺麗で心に響くものがありますよね。

その時は分からなくても、あとから「こういう意味だったんだ」と気づく瞬間もあって好きです。

「生きることは出会うこと」という寺山修司さんの思いがどの本にも込められています。

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