【危険物乙四類】独学合格のための勉強方法と参考書を紹介します!

理系の学生から社会人まで多くの人が挑戦する危険物乙四類。

通称「乙四」の資格習得の際に覚えておきたい項目と参考書についてまとめました。

危険物乙四類とは

危険物乙四類は「危険物」を取り扱う際に必要な国家資格のうち、ガソリン灯油アルコールなどの引火性液体を取り扱う際に必要な資格です。

これらは汎用性のある危険物であるため、ガソリンスタンドや工場など多くの職場で乙四類の資格が必要とされています。

例えば、ガソリンスタンドのアルバイトでも乙四類の資格を持っているだけで時給がアップすることもあります。企業でも同様に給与に影響するところもあります。

また、国家資格であるため履歴書に記載することが出来る資格であり、就職活動の際にも評価される資格です。

乙四類の受験資格、試験場所について

危険物取扱者の受験者のうちの8割以上は危険物乙四類の受験者であると言われています。現在の受験者は毎年30万人を超えていて合格率は40%前後となっています。

危険物取扱者の受験資格は、乙種と丙種は年齢学歴等の制約はないため、どなたでも受験資格があります。

試験日は各都道府県によって異なるため、公式HPで確認しましょう。東京以外の都市では2~3か月に1回のペースで、土日に試験を行っているようです。

試験出願時の手数料は3400円、合格後の免状取得時の申請手数料は2800円、免状郵送料は392円となっています。

乙四類の試験について

危険物の試験は「物理学と化学の基礎知識」「危険物の性質並びにその火災予防および消火の方法」「危険物に関する法令」の3種類の科目があります。

この3つの科目のそれぞれ60%以上の正解率であれば合格となります。

試験は、5つの選択肢の中から正解を一つ選ぶマークシート方式です。試験時間は2時間となっています。問題数は、

物理学と化学の基礎知識 10問
危険物の性質並びにその火災予防および消火の方法 10問
危険物に関する法令 15問

となっています。

試験時間は2時間で問題数が45問マークシートなので余裕をもって問題に取り組むことが出来ると思います。

所要学習時間について

それでは、本題に移ります。危険物乙四類は20~30時間程度あれば、合格できると思います。工業科や化学が得意な方であれば、さらに少ない時間でも大丈夫だと思います。

範囲内の知識をすべて理解して覚えようとすると、もう少し時間がかかるかもしれません。この辺りはバランスだと思いますが、合格基準が正解率60%以上であるため、40%は外しても合格することができるので、取れるところでしっかり点数を取って気楽にいきましょう。

勉強方法

基本的には過去問を中心に勉強していきましょう。公式HPにもあるため、試しに見てみましょう。はじめに、乙四類試験の3科目の攻略方法についてまとめます。

物理学の化学の基礎知識

試験科目のうち、「物理学の化学の基礎知識」は高校の化学の知識と燃焼、消火に関する基礎知識が必要となります。各品目の引火点や着火温度などの数値、消火剤によって適応できる火災は必ず覚えていきましょう。

燃焼の三要素可燃物」「酸素供給源」「点火源」は様々な問題にでるため、覚えておくと便利です。

危険物の性質並びにその火災予防および消火の方法

「危険物の性質並びにその火災予防および消火の方法」も同様に数値を覚える必要があります。下図のように各石油類ごとに表を作り、特徴的な部分をマーキングしておきましょう。

n-ブチルアルコール 氷酢酸 クロロベンゼン キシレン 灯油 軽油
沸点(℃) 118 118 139 140 145 170
比重(℃) 0.8 1.05 1.11 0.88 0.8 0.85
引火点(℃) 29 41 28 27 40 45
着火温度(℃) 343 463 463 220 220
燃焼範囲(%) 1.4~11.2 4.0~19.9 1.3~9.6 1.0~7 1.1~6 1~6
特徴 特有の芳香 水溶性 水に不溶 毒性あり 淡黄色 淡褐色

試験では特徴的な数値や性質から問題を出すことが多いため、特徴的な数字や色などは必ず覚えたほうがいいです。逆に似ている数値の部分は、問題として出しにくいため、あまり覚えなくて試験に合格できます。

危険物に関する法令

「危険物に関する法令」は一番の難関かもしれません。これは暗記するしかない科目です。
指定数量化学名は確実に試験に出ます。問題を繰り返し解き、ノートを見直して覚えましょう。
また、製造所等の設置から使用開始までの流れや変更時の届け出、定期点検できる人、無資格者への立ち合い、危険物保安官の選任施設がよく出ます。法律関係はとっつきにくいかもしれませんが、何度か過去問を解くことですぐに覚えられるので諦めずに取り組みましょう。

おすすめの参考書

乙4類危険物試験精選問題集

参考書自体が分かりやすい構成となっているため、基本説明を読んで何度か練習問題を解いてを繰り返すことで自然と合格する力が身につきます。

U-CANの乙種第4類危険物取扱者 予想問題集 第2版 【予想模擬試験つき(4回分)】

試験に出そうな問題を重点的に行うことができる無駄のない問題集です。ポイントを押さえた説明がついていて、模擬試験が4回分もついているため、この1冊をやりこむだけでも良かったかなと思います。

最後に

危険物乙四類の試験は、きちんと諦めずに勉強すれば合格できる資格です。危険物の性質や法令の勉強が億劫になるかもしれませんが、問題集を繰り返して解くだけで合格することができます。

参考書を持ち込めない場合やスキマ時間での勉強時は、サイトやアプリを利用しましょう。

試験では各々の科目を60%とれば合格できる上、マークシートなので当てずっぽうでも当たることもあります。最後まで諦めずに取り組めば、一生保持できる資格が手に入るので少しだけ頑張ってみましょう。

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